本記事では東京で役員運転手の仕事を検討されている方に向けて、役員運転手の契約形態について解説します。
まずは自社にて雇用するのが自社採用です。正社員・契約社員・パートタイマーなどで役員運転手を採用します。主に利用頻度が高い場合に採用される雇用形態です。
請負契約は役員運転手の業務自体を外部委託する契約形態です。役員運転手の所属は請負会社となり、指揮命令も請負会社から受けることになります。
請負契約では役員運転手業務自体を外部に委託する形態であり、業務のすべては請負会社によって提供されるためです。
派遣契約も外部委託のひとつの形態ですが、請負会社ではなく派遣会社に所属します。
派遣契約では「運転手業務自体を委託する」のではなく、「役員運転手を派遣してもらう」契約であるため、指揮命令は派遣元の企業ではなく、派遣先の役員運転手を使う企業です。
請負契約で役員運転手になると、「役員運転手請負」を行っている請負会社からの教育によって、質の高いドライバーを目指せるはずです。
また指揮命令権は請負会社となるため、請負先企業の命令により柔軟な対応を求められることもありません。派遣契約のように契約期間が決まっていないため、仕事を失うリスクが低いこともメリットです。
請負契約の雇用形態で役員運転手となる場合、在籍しているベテラン運転手と同レベルの業務を求められる傾向があります。初めて役員運転手になる方にとって、プレッシャーがあるかもしれません。
また請負企業が指揮命令をとるため、請負先企業の要請に応じにくいことがあります。
派遣契約で役員運転手のしごとをする場合、短期間で契約される可能性が高くなります。そのためさまざまな企業の運転手を勤める機会が得られて、経験を積めるはずです。
また指示命令が派遣先となるため、請負元からの指示命令で勤務する運転手より経験できる仕事の種類も幅広くなります。
派遣契約の役員運転手は、同じ派遣先で3年以上働けません。そのため3年後に仕事を失う可能性があります。また派遣先からの指示命令で働く雇用形態であるため、派遣先ごとに臨機応変さが求められることがデメリットです。
役員運転手の働き方には、自社採用・請負契約・派遣契約の3種類があります。自社採用は企業に直接雇用される働き方ですが、請負契約と派遣契約は雇用元とは違う企業で役員運転手として働く雇用形態であり、両者にはそれぞれ違いがあります。
東京で役員運転手として働きたいと思われているなら、両者の違いやメリット・デメリットを把握して、理想とする働き方に近い雇用形態を選ぶことが大切です。
※2021年12月5日時点、Google検索「役員運転手 東京」で表示される東京エリアの役員向け運転手派遣サービスを39社調査。
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